前節・浦和戦で快勝劇を演じた川崎F。チームにとっては単なるリーグ戦の1勝だけでなく、先月のナビスコカップ準決勝の敗北の悔しさを晴らす勝利にもなった。もちろんどの選手も試合前はリベンジへの思いが強かった。
そんななか、登里享平は今年の流行語にもなったあのフレーズをグッとこらえながら意気込みを語っていた。「ナビスコは残念な形の敗退となってしまった。その意味も含めて、この試合は“仕返さない”といけない…。やべえ、いま思わずあの言葉を言いそうになりましたよ。危ない危ない、言ったら負けなので(笑)。あくまで“仕返し”ですよ(笑)」。
あの言葉とは、ドラマ『半沢直樹』で連呼されていた“倍返し”である。登里は流行に乗ったコメントはしません!とばかりに、自らに「言ったら負け」と課していた。ただ、「絶対言いません」と言いつつもニヤニヤしていた登里。もはや言ったも同然の会話だった。
川崎Fの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(川崎F担当 西川結城)
2013/11/27 18:58