第35節・富山戦で右第2趾基節骨骨折で全治6週間のけがを負った城後寿が先週から全体練習に合流している。当初は今季中の復帰は厳しいと見られていたが、懸命のリハビリで最終戦のピッチに立つ可能性が見えてきた。
城後は「チームが苦しい状況のときにけがをしてしまって自分に腹が立ったし、悔しい思いもある。最終戦で何とか元気な姿をサポーターに見せたい。治療を担当してくれた先生とも最終戦に出ることを目標にという話をして手術もした。手術後は痛みもあって、これで間に合うのか不安もあったけど、いろいろな人に支えてもらってここまで来れた。恩返しのためにもプレーしたい」と出場を渇望している。
先週末時点でプシュニク監督は城後の起用について「無理に起用して来季に影響するようなことがあれば、それは価値のあるものではない」と慎重な姿勢だった。しかし、城後の状態が上がってきているのも明らか。プシュニク監督がどう判断するのか注目だ。
福岡の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(福岡担当 杉山文宣)
2013/11/22 13:50