第35節の岡山戦に勝つまで14試合勝利がなく、苦しい状況にあえいでいたとき、チームの中で最も悔しい気持ちをあらわにしていた秋元選手ですが、それ以降は「チームの雰囲気が変わった」と前向きになったチームで充実した日々が過ごせているようです。
とはいえ、ここ3戦で対戦してきたチームはすべて昇格レースをしていた上位チーム。今節で対戦する鳥取は逆に残留レースをする下位チームで、「いつもの(下位チーム相手で気持ち緩む)癖が出ないように気を引き締めたい」と警鐘を鳴らしています。チームは直近の3戦では高い集中力の発揮とハードワークの徹底で復調の兆しを見せていますが、「まだ(後半戦)1勝しかしていないことを意識してやらないと。最低でも5勝したい」と気持ちを切り替えて臨むことをアピールしました。
「(14試合未勝利など苦しい試合もあったが)それも含めて良い経験を積ませてもらったと思うし、そういうときにどういう気持ちの持ち方をすれば良いかも学ぶことができたので、それはプラスにとらえたい。来季、同じことを繰り返さないための良い教訓にしていきたいし、今季は残り試合で連勝をして、良い形で笑って終われるようにしたい」
残り5試合、選手たちには“転んでもタダでは起きない”というポジティブな気持ちを持ちながら、来季につながるプレーをしてもらいたいです。
(愛媛担当 松本隆志)
2012/10/12 18:46