10日に行われた天皇杯3回戦の湘南戦は、柏にとって恒例である『後半での盛り返し』が色濃く表れたゲームでした。
後半、湘南のシュートを0本に抑える“完封劇”。特にCBの近藤選手と那須選手のコンビは盤石といっていい出来でした。「なんにもしてないよ」と近藤選手は話していましたが、とんでもない! 湘南が柏の守備陣に対して1on1のように張り付いてきたので、チャレンジ&カバーができない状態になっていたにもかかわらず、「オレもドゥー(近藤選手)も1対1は強いから」(那須選手)と、湘南の2トップをしっかり封じ込めました。ピッチのあらゆるところで見られた1対1の局面で優位に立っていたからこそ、柏のペースに持っていけたのです。
(柏担当 田中直希)
2012/10/12 18:29