[磐田]出場停止により自宅のテレビで降格決定の瞬間を迎えた藤田義明「試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は言葉が出なかった…」

　磐田は16日、東海学園大と練習試合（35分×4本）を行い、合計スコア14-1で勝利した。10日の鳥栖戦に敗れ、J2降格が決まった磐田。降格決定後初の対外試合は、金園英学、山田大記ら攻撃陣がゴールを量産。守備陣も最少失点で乗りきった。

「ラインコントロールを意識していた」と試合を振り返ったのは主力組でCBを務めた藤田義明。鳥栖戦は累積警告により出場停止。自宅のテレビで試合を観戦し、家族とともに降格決定の瞬間を迎えることになった。「試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は言葉が出なかったですね…」。画面越しに涙を流すサポーターを目にすると、こみ上げるものがあった。

「残り3試合、チームとしてやるべきことをやるだけ」。出場停止明けの一戦は23日のホーム・横浜FM戦。首位相手に、意地を見せる。

磐田の選手名鑑（クラブ公式サイト）

（磐田担当南間健治）

2013/11/17 12:24