12日、服部年宏が引退を表明した。「ね…」とこぼした楢崎正剛も、日本代表で何度もともに戦った仲だ。
そこで服部が「衝撃だった試合」に挙げていたゲームについて聞いてみた。服部曰く、元フランス代表・ジネディーヌ・ジダンのものすごさを目の当たりにしたという、“サンドニの悲劇”。2001年、日本代表vsフランス代表に0-5で敗れた試合だ。
「ジダン、出てたね。それもそうやし、フランスとはね、何回かやったのよ。それも含めて、さすがにジダンはすごかったです。でも、そんときが一番インパクトがデカいね」。
37歳まで主力としてプレーを続け、今年は伊東輝悦の持っていた通算出場試合数も更新している楢崎。GKとして出場した守護神にとっても衝撃は小さくなかったようだが、服部と同様、そんな“貴重な体験”をしていることが、何よりの偉大さを物語っていた。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/11/17 12:09