31日、清水の若手選手を中心として、「JリーグOB交流会」が開催された。これは、清水が今年7月から行っている「一般教養講座」の一環で、講師に現日本女子サッカーリーグ専務理事の田口禎則氏を招き「セカンドキャリア」をテーマとして約1時間の講義を行った。
田口氏は95年、浦和在籍時にサポーターとトラブルになった事件を包み隠さず話し、「でも、ここから物語のスタートになった」と、それ以後の人生について熱く語った。
若手選手に「今、仲間はいますか? 作ろうとしていますか?」と語りかけ、プロとしてだけではなく、一個人の人間としての人付き合いの重要性を説き、「人との出会いを増やして欲しい」と、若手選手に訴えかけた。
筑波大の後輩である八反田康平は「ものすごくためになった。人とのつながりをもっと大切にしようと思った」と、この講義に心を動かされた様子だった。
清水の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(清水担当 田中芳樹)
2013/10/31 17:13