「名古屋はいい選手が多い。攻撃では玉田選手。裏も取れるし経験もある。実は…」と意外なエピソードを語り出したのは今井智基だ。
「実は玉田さん、僕が幼稚園から小中までやっていたチーム、市川カネヅカSCという千葉にあるクラブの先輩なんです。僕が小1のとき、玉田さんがまだレイソルにいたときに一度会ったことがあります。そのときサインをもらって本当うれしくて…。今でも持ってますよ」。
その後、玉田はブレイクを遂げる。日本代表選手として2006年のドイツW杯でも得点を決めた。今井は先輩の活躍をずっと見続けていた。「僕がJリーガーに憧れたきっかけでした。前の名古屋戦で、玉田さんに同じチームだった話をしたら、『マジで!?』って本当驚いてましたね(笑)」。
前回対戦の第15節・ホーム戦は2-1で勝利。迎えるアウェイ戦、今井は出場し“先輩”の前で活躍を見せることができるか。見どころである。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/10/25 18:45