前節・仙台戦に敗れた名古屋。天皇杯2回戦でAC長野パルセイロに敗れてから、一度も勝てていない悪循環に陥ってしまっている。
現在の戦いについて、楢崎正剛は「だいぶ持ち直しているところもある」と話す。たとえば、「すごく良かった」(小川佳純)という第27節・川崎F戦には、全員のハードワークがあった。
もちろん試合に敗れたことで“グッドルーザー”となってしまったように、必ずしも勝者となれるわけではない。悪い流れのときは不運が、良い流れのときには運があるもの。しかし守護神が「懸命にやることでツキがこっちにくる」と言うように、ひたむきさがなければ、それも舞い込まないのかもしれない。
「勝ちたい…」。
仙台戦でついにA契約となるも、未だチームの勝利を味わっていない牟田雄祐のこぼす言葉が、チームを代弁する。
今節・大宮戦。チーム一丸ひたむきに戦うことで、リーグ戦7試合ぶりの歓喜を手繰り寄せたい。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/10/24 19:35