120分の戦いを制した天皇杯3回戦・G大阪戦で攻守にわたり活躍した和田拓也。高橋祥平とのボランチコンビも「(高橋)祥平とは、そんなに合わない感じじゃありません(笑)。相手をハメやすいですし」と、良さを語った。今節は先週に続きホームの熊谷で大分を迎える。「大分はトップの森島(康仁)にあてる得点パターンが一番多い、しっかり対応していきたい」。
しかし、今の大宮の課題は公式戦2試合連続無得点という攻撃にある。「本当に最後のところだけです、フィニッシュの問題だけ」と和田。どうすれば打開できるのだろうか。「攻撃にもっと人数かけてもいいと思う。あるいはクロスだったら入り方が問題。ニアで一人つぶれたほうがいい。そこはチームとして約束事にして徹底したほうがいい」と明確に答えてくれた。
G大阪戦も高橋との縦関係で攻撃のチャンスが生まれた。今節もこのコンビに注目したい。
大宮の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(大宮担当 上野直彦)
2013/10/16 20:31