「追い越す動きが狙いにあったので、うまくタイミング良く抜けだせたと思った」。前節・岡山戦の12分に放ったシュートシーンを振り返ってもらうと、そう答えてくれた八角剛史。まるで、生粋のストライカーのような俊敏な動きで、後ろから来るボールに対して、反転しながらのダイレクトボレーは、惜しくもゴール上に外れた。
「欲を言えば、もう少し前に欲しかったけど、最低でも枠に飛ばさないと要求もできませんよね」と苦笑いを浮かべながら「ああいう動きを、1試合に何回かはやりたいと思っているし、自分の中でもチャンスをみて狙ってはいた。後半行けるチャンスがあったときに行けなかったことが悔やまれる。もっともっと自分も、判断力を上げて行かなければ…」。
周りにも要求するが、自分に一番厳しい要求する男は、今節の山形戦でも密かにゴールを狙う。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/09/25 20:57