前節・鹿島戦で今季初得点を決めたのは加入2年目のペク・ソンドン(写真中央)。出番を得たのは80分、0-3という状況だったが、右MFに投入された直後に結果を残した。
81分、クロスをゴール前で競った前田遼一の背後に走り込み、こぼれ球に反応。「ルーズボールは意識していたし、狙いどおりのプレー」とペク。右足でシュートを放ち、一度は曽ケ端準にブロックされたが、目の前にこぼれてきたボールを左足で冷静に押し込んだ。
28日のアウェイ・C大阪戦へ向けては「勝利のためにはやはりゴールが一番大事」と語り、2試合連続ゴールに意欲を見せる。そのためには同じ韓国籍選手であり、身長192cmのキム・ジンヒョンを打破する必要があるが、「身長の高いGK。そのぶん、クロスの入り方のところを意識していきたい」と臆する様子はない。
171cmの小兵が、敵地で前節のゴールを再現する。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/09/25 20:47