7月に右足を疲労骨折して戦線を離れていた荒田智之が今週から全体練習に合流している。3カ月のリハビリを経て復帰し、「みんなよく動けるなって感じですね。自分の状態はまだ全然ですよ」と話すが、顔には笑顔が浮かんだ。
シーズン序盤のチームをけん引したストライカーの復帰は、プレーオフ争いに食らいついているチームにとって明るい材料だ。影山雅永監督は「これからやってもらわない困る選手」と大きな期待を寄せている。アタッカー陣は押谷祐樹やキム・ミンキュンらが調子を上げているが、さらにバリエーションは広がりそうだ。
「もう、監督に求められたときに自分のできることを精いっぱいやるだけです。チームの勝利のためにやるしかない。(6位まで)まだ勝ち点6差ですし、チャンスは十分ある。チャンスがあるってことを楽しんで、昇格目指してやりたい」と、荒田は上を見据える。
ラストスパートに向け、頼もしいストライカーが戻ってきた。
岡山の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/09/19 17:47