前節・清水戦。試合は1-2で敗れたものの、ストイコビッチ監督は一人の選手に対して称賛を送った。「フィジカル的に強いラドンチッチを対決の部分でしっかり勝っていたし、冷静にさばいていた。将来のグランパスの選手としてしっかりできる見込みがあったということだ」。
今季リーグ戦2試合目の先発出場を果たした牟田雄祐の評価が上昇中だ。両足をつってしまったことも含め、本人は「満足したら終わりです」と反省の言葉も並べたが、その堂々たるハイパフォーマンスはピクシーのハートを射貫いた。17日の午前練習中にひざの痛みを訴えた増川隆洋が午後の紅白戦を回避したとはいえ、出場停止が明けるダニエルを差し置いて主力組に抜擢されている。
若手にとっては難しいチーム環境の中、チャンスを得るのもつかむのも自分次第だ。緊張からか、思うようなプレーができなかった開幕戦。あれから“2度目の正直”を果たした大学No1.ディフェンダーがついに頭角を現してきたか。
名古屋の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(名古屋担当 村本裕太)
2013/09/18 12:47