藤枝東高を卒業後、自動車の部品を作りながらサッカーを続け、当時J2の湘南に加入し、ようやくプロへの生活が始まった。チームがJ1に昇格し、1シーズンを戦ったあと、清水にやってきた。
そんな村松大輔が28日の鹿島戦に出場するとJ1通算100試合出場となる。J2時代を含めると実に150試合目だ。昨季ロンドン五輪に出場するなど、真摯にサッカーへ向き合った結晶だ。「100試合は長かった」という言葉にその重みを感じる。
「100試合目と考えず、いつもどおり試合に挑みたい」と話しながらも、「記念の試合なので、勝って終わりたい」と本音をのぞかせる。
20日に第二子が誕生した。得点を決めたら“ゆりかごダンス”も考えているようだ。メモリアルの試合で輝きを見せる。
清水の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(清水担当 田中芳樹)
2013/08/27 17:23