20日の練習を終え、遠征メンバーは今節の舞台である札幌に向かって慌ただしく発っていった。今週は札幌に続けて群馬とアウェイ連戦で、遠征メンバーは愛媛に帰らないままアウェイ現地で調整をする。
しかし、その遠征に行けなかった選手たちは、いわゆる“居残り組”となり、愛媛で調整を続ける。心配される居残り組のモチベーションだが、遠征メンバーの不在中に愛媛でチームを預かる北内耕成コーチは「いまは腐る選手がいない」と問題にはしていないようだ。むしろそれら選手にとって人数の少なくなる今週の練習は「個々のポイントを抑える指導がやりやすい」と選手たちにプラスになると考えている。
北内コーチは精神面のケアについても「悩みがあったら何でも相談してくれ、と言っている」と選手にとって兄貴分的な存在も務める。選手が腐らない理由の一つは練習中でもひと際声を張り上げる快活な北内コーチの明るさにあると言っても過言ではない。
愛媛の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(愛媛担当 松本隆志)
2013/08/20 19:29