2-0で勝利した第29節の富山戦では、第23節の北九州戦以来、6試合ぶりにキャプテンの斉藤大介がピッチに戻って来た。練習試合を一度もこなさずの実戦復帰となったが、「自分なりに精一杯できた。押し込まれている状況だったので、絶対にやられない、という強い気持ちを持って入った」と試合を振り返った。
また、「チームが勢いを持って連勝している状態なので、自分が入って負けてしまったら、という思いもあった。必死だった」とも話した。この思いは、富山戦が今季初先発となったGK長谷川徹も試合後に話している。8戦負けなしの現在のチームに、よい競争意識が働いていることの現れだ。
小林伸二監督も、「そういう意識は選手なら絶対ある。出た選手は非常に集中している。オフザピッチでもしっかり準備していると思う。普通のことだけど、そういう習慣がなければ強いチームにはならない」とチーム内に流れる切磋琢磨する雰囲気の重要性を説いた。
徳島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(徳島担当 小田尚史)
2013/08/20 08:54