3試合ぶりの勝利となった横浜FC戦。試合直後にはサポーターとともに喜びを分かち合うなど、素晴らしい雰囲気がスタジアムにでき上がっていました。ただ、その一方で、浮かない表情で試合後のバスへ乗り込んだのは井澤惇選手。0-1で迎えた前半終了間際に絶好の決定機を逃したとあって「外したということが一番です…」とガックリ。前半はうまくいかずにハーフタイムでは選手間の言い合いもあったようですが、「自分は(決定機を外したから)何も言えなくて…。それどころではなかった。(この雰囲気を作ったのは)オレで、ホントすみませんという感じだった」(井澤選手)と終始反省しきりでした。それでも後半に逆転できたことで“戦犯”を免れた井澤選手は「逆転できて素直に良かった。チームメートに感謝したい。ホント、救われた」とホッとした様子でした。
(甲府担当 泰良和彦)
2012/08/30 21:33