米倉恒貴が元気な姿を見せた。米倉は4日の水戸戦で接触プレーにより脳しんとうを起こし、ハーフタイムに交代して病院に直行していた。しかし幸いにも異常はなく、オフ明けのこの日、全メニューを消化した。
米倉は「接触した瞬間のことは覚えていない。それ以外のことも断片的」と記憶を一部、失っていることを明かした。先制点についても、「決めたことは覚えているけど、パスは誰だったか」といった様子。谷澤達也の股抜きはスーパーだったが…。しかし、米倉の普段の谷澤に対する“イジり”を思うと、忘れているフリの可能性もありそうだ。事実、「俺がヤザさんにパスしたの(前半33分のプレー)を決めてれば1ゴール1アシスト同士だったのに」と、自ら演出したチャンスを谷澤が決められなかったことに首を傾げていた。
ともあれ、大事に至らなかったことに「生きてて良かった」と笑った米倉。北九州戦でも元気なプレーを見せてくれるはずだ。
千葉の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(千葉担当 菊地正典)
2013/08/08 08:10