第28節・湘南戦のあとがきもオズマールだったのですが、今回も彼のことです。すみません。この試合で再三チャンスを作り出していた彼。この試合では来日初ゴールを挙げました。ただこのゴール、彼の得意な形の背後に抜け出して決めたのではなく、ヘディングシュートで挙げたものでした。前節の北九州戦で惜しいヘディングシュートを放っていたので、富山戦の前日に「ヘディングシュートも得意なんですか? ブラジルではヘディングでも多くの点を取ったんですか?」と質問したところ、意外にも「ブラジルではヘディングで取った記憶がない」ということでした。
正確には分かりせんが、もしかする今回のゴールは彼にとってプロ入り初のヘディングシュートでのゴールだったのかも? 記念すべき来日初ゴールが、得意としていないヘディングシュートで挙げたものとは、ちょっと不思議ですよね。
最後に真面目な彼の、試合後のコメントを少しだけ紹介しましょう。
「試合に先発でき、ゴールを決められたのは本当に幸せです。でも、ゴールを決めたことより、チームを助けることができたのが何よりの喜びです」。
(福岡担当 荒木英喜)
2012/08/24 22:19