現在開催中のクラブユース選手権で、山形ユースが1次ラウンド突破。しかも同グループの広島ユースを差し置いてのトップ通過で、地元もクラブ史上初の快挙に沸いた。29日にはラウンド16・愛媛ユース戦が行われたが、この試合を観戦しに前橋まで車を走らせたのが、彼らの直近の先輩である鈴木翼。
「ボールを持たれていたけど、決定機は向こうがちょっと多かったぐらい。全然勝てなくはなかった」(鈴木)という試合は、後半アディショナルタイムに失点。ベスト8進出はならなかったが、「山形も全国でこれぐらいできるのかなというのを感じた。これをもう少し続けて、もっといい成績になってくれれば」と、ちょっとお兄さんのまなざしで後輩たちの活躍を振り返っていた。
その試合のキックオフは9時。朝の早起きも長距離移動も後輩への愛で乗り越えたが、その翌日に待っていたキツいフィジカルメニューには「厳しかったです」と顔をしかめていた。
山形の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(山形担当 佐藤円)
2013/07/30 14:45