右足太ももの肉離れで5月から戦列を離れている辻正男のコンディションが上がってきた。18日の午前練習では、ほかの選手と一緒にウォーミングアップやミドルパワーのランニングを行い、全体練習終了後も、追加でランニングやダッシュ、スパイクを履いてボールを使うメニューもこなすなど、長時間にわたって体をいじめ抜いた。
「患部の硬さはありますけど、痛みはほとんどない」とのことで、完全合流も間近に迫ってきたと言っていいだろう。「もともとスタミナがないので、高めていくチャンスでもある。しっかりコンディションを上げて、戦力になれるように頑張っていきたい」。
しばらく孤独なリハビリが続いていたが、ようやく周囲と交じって、ボールを使うメニューもできるようになり、「練習が走りだけじゃないのは楽しいですね」と、表情には充実感が漂っている。
鳥取の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鳥取担当 石倉利英)
2013/06/18 17:43