J1第20節・仙台-横浜FMのマッチレポート本文は、手倉森監督自ら記者会見でミスと手応えの両方をつかんだという交代策をポイントに執筆いたしました。試合の展開が伝わっていれば幸いです。
さて、レポートに入れられなかったこぼれ話をひとつ。この試合で先制点を決めたのは、仙台加入後リーグ戦で初先発となった内山俊彦選手でした。仙台は横浜FM戦から2週間でカップ戦をはさんでの3試合を戦うために、コンディションを考えながら選手の入れ替えを頻繁にして戦術練習を進めています。特にパク・チュソン選手と原田圭輔選手と内山選手が競う(田村直也選手はボランチ起用が濃厚なため)、左サイドバックは予想が難しかったのですが、横浜FM戦では内山選手がピッチに立ちました。
試合前日のセットプレー攻撃練習では内山選手にもシュートチャンスがあったのですが、この時はクロスバーに当たって惜しくもゴールならず。しかしこの時に、上本大海選手が「トシさん(内山選手)、あるよ! 明日ゴールあるよ!」と、叫びとともに予言しました。そして試合当日に、それは見事に的中したのでした。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/08/07 15:38