1年半ぶりの現役復帰を果たした妹尾隆佑が、カンスタのピッチに戻ってくる。
11年シーズンに度重なるひざの負傷により現役を引退してからは、アカデミーのコーチを務めてカンスタには試合運営の準備や後片付けをするスタッフとして向かっていた。選手として再び迎える15日の福岡戦は、妹尾にとっても、そしてサポーターにとっても、感慨深い一日となりそうだ。
「緊張はしないんですけど、やっぱり自分の中に沸き上がってくるモノはある。そういうモノをプラスにしてピッチの上で表現できれば」と話した妹尾のプレーには注目したい。
復帰してからすぐ途中出場してチームの力になっている妹尾だが、本人は松本戦で決定機を逃したシーンを何度も何度も悔しがり、「どうしてもゴール前で確率の高いプレーを探してしまう癖のようなモノがある。俺が決めてやるっていう気持ちも大事」と話した。
松本戦の悔しさが、妹尾の闘争本能に火を付けた。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/06/13 19:45