27日の仙台の練習は、全体練習終了後に柳沢敦の誕生祝いで大量の水がかけられる一幕はあったものの、全体としては緊張感がある中で行われた。シュート練習での精度においても、選手間で厳しい注文が出るなど、敵地での浦和戦に向けてチャンスをしっかりモノにするための努力がうかがえた。
そのなかで、攻撃のけん引役として期待される選手の一人がリャン・ヨンギ。第10節名古屋戦で右足首を捻った影響でここ2試合は欠場していたが、「痛みは徐々に良くなっています」と、今節の復帰に向けて状態を上げている。
欠場していた2試合で無得点だったチーム状態については「チャンスは作れているし、そこで決められるかどうか。裏に抜けていくかたちなどを継続していければ」と前向きにとらえている様子で、「自分が(試合に)出られれば、ボールをつなぐ部分などでいつもどおりの自分の良さを出したい」と復帰に向けて準備を進めている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2013/05/27 18:24