ついにMF山田直輝がゲームに参加した。昨年の3月20日に行われたナビスコカップ・仙台戦で左ひざ前十字じん帯損傷の大けがを負い、長いリハビリ生活が続いていたが、チームに合流してトレーニングする機会も少しずつ増え、27日には負傷以来初めて、対人プレーをこなした。
サポーターや関係者がうれしそうにしていたが、山田直は「多分、僕が一番うれしい」と笑顔を見せ、「やれることがどんどん増えていって、体の動きも数段良くなっているのを日々、感じられる」と前進していることを実感しているようだ。
「まだスタートラインに足を掛けたぐらい。靴ひもを結んだぐらいかな?」と笑った山田直。「まだ大原でピッチに立っただけなので、埼スタのピッチに立った後にサポーターのみなさんに挨拶できるように頑張る」と完全復帰に向けて意気込んでいた。
(浦和担当 菊地正典)
2013/05/27 18:37