第16節岐阜戦では先発しながら「ドリブルが多い」とプシュニク監督の逆鱗に触れ、43分に懲罰交代でベンチに下がった金森健志。実はこれには伏線があった。
岐阜戦を控えた23日の練習で行われた紅白戦。プシュニク監督が練習を止めると金森を呼び、写真のように両手にボールを持たせ、お腹のところにもボールを入れさせた。これはドリブルが多かった金森に対し、“そんなにボールが好きならたくさん持ってろ”という意図で叱責したのである。
このように監督から注意を受けていながらも、試合で同じことを繰り返してしまった金森に対し、プシュニク監督も厳しい行動を取ったのである。金森も「ちょっとハマってますね」と自身の持ち味であるドリブルとチーム戦術のすり合わせで壁にぶつかっている様子。
それでも「大丈夫です。切り替えてやっていきます」と前を向く。この壁を乗り越えて、さらなる成長へとつなげてほしい。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/05/27 17:58