30日の国際親善試合・ブルガリア戦と6月4日のW杯最終予選豪州戦の日本代表メンバーに招集された工藤壮人。柏の9番にとってA代表招集は初めてのこと。今季ここまでの通算成績は公式戦21試合出場、13得点と、コンスタントに結果を残していることが代表招集の決め手となった。
「まだスタートラインに立っただけ。ここからどこまで登っていけるか。それが重要。チームメートからのパスがあってこそ点を取れているので、チームメートにも心から感謝している。レイソルのエンブレムに誇りを持って代表に行きたい」。
チームメートへの感謝の気持ちを忘れない工藤に対して、今回の代表選出を自分のことのように喜んだ選手が主将の大谷秀和。「自分の努力の成果でつかんだ代表だと思う。下部組織出身の選手が代表に選ばれるのは喜ばしいこと。きっとレイソルの財産になる」と、大谷は後輩の朗報に目を細めた。
(柏担当 郡司聡)
2013/05/24 00:11