前日のナビスコカップ予選第6節・鳥栖戦で、見事な軌道を描いた直接FKを決めた丸橋祐介。試合後のミックスゾーンでは、山口螢が「自分がジャンケンで勝って蹴るはずだったんですけど、マルが蹴ったほうがいいかなと思って、マルに譲りました」と明かした。ということで、早速、翌16日の練習後に丸橋を直撃してみると、「最初は螢が蹴る感じでした。でも、位置的に自分も蹴りたかったから、『蹴らして』と言ったら、螢が『じゃあジャンケンしよう』ということになったんです。自分はそれに負けたんですけど、それでも(蹴りたそうに)立っていたら、螢が蹴らしてくれました(笑)」とのことだった。流れを変えた貴重なFKは、丸橋の強い思いが山口に通じた粘り勝ちだった。
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(C大阪担当 小田尚史)
2013/05/16 20:11