4月のJリーグ月間ベストゴールに第7節・札幌戦で決めた荒田智之のドライブシュートが選定された。得点シーンを振り返った荒田は「トラップからシュートまでのイメージはありました。あそこからドライブをかければ、と思っていましたけど、あそこまでうまくいくとは思いませんでした」と謙遜し、「受賞したことはうれしいですけど、僕はこぼれ球に泥臭くってタイプですから」と笑った。
そして、ベストゴールの受賞よりも荒田は0-0に終わった前節の鳥取戦でGKとの1対1を決められなかったことに目を向ける。「ああいうところで決めないと。引き分けは自分のせいだと感じています。毎回1対1を決めることは難しいかもしれないけど、ああいう大事なところで1回で決めれるFWになりたい」。
チームを勝利に導くゴールを、泥臭くても確実に決めること。それが荒田の目指すFW像のようだ。
(岡山担当 寺田弘幸)
2013/05/16 17:05