15日に行われた富山との練習試合は3-0で勝利。控え組中心のメンバー構成だったが、右足ねんざにより負傷離脱していた原一樹が約1カ月ぶりに実戦復帰を果たした。後半途中からの出場だったが、ゴール前で味方からのパスを受けて前を向くと、冷静にゴールの隅へ流し込んで得点を奪取。大木武監督も「コンディションはまだまだだけど、その中で点を取れるのは彼の持ち味だね」と賞賛の言葉を送っている。
本人は「得点はまぁ、ラッキーでしたね(笑)。(けがをした箇所の状態は)まだ100%じゃないけど、ある程度はやれた。90分はまだ無理だけど、短時間ならやれたので週末へ向けていい調整をしたい」とリーグ戦復帰に意欲を見せた。また同じく負傷離脱していた秋本倫孝も交代出場で実戦に復帰すると、存在感を発揮していた。
頼れる二人の復帰はチームの追い風となる。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/15 22:48