第14節で群馬の土屋明大GKコーチが西京極への帰還を果たした。京都出身の土屋氏は京都ユースから大阪学院大に進み、卒業後はJAPANサッカーカレッジで2年間プレーして現役を引退。指導者として新潟ジュニアユースで過ごした5年間を経て、今季から群馬のGKコーチに就任している。
京都ユースでは角田誠(現・仙台)や小原昇(現・京都U-18コーチ)と同学年で、Jユースカップで優勝したときのチームでは守護神として活躍。残念ながらトップチームには昇格できなかったが「このピッチに、違う形だけど立つことができるのは感慨深い」と胸の内を語ってくれた。
「今日はサンガとやるけど、勝たせてもらいますよ!」という試合前の言葉を実現させることはできなかったが、「ここまで来られたのもサンガでの経験があって成長することができたから。あらためて“もっとがんばろう!”という思いになりました」とサッカーへの意欲を掻き立てられた様子だった。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/15 22:53