藤本修司の復活がいよいよ近づいてきた。藤本は昨季8月、期限付き移籍先の鳥取で右ひざ前十字じん帯断裂の重傷を負い、長い時間、リハビリ生活を送ってきた。しかし、今月に入ると、ゲームなどの激しいトレーニングは避けたものの、部分合流を果たし、15日にはフルメニューを消化。「これからは完全に合流すると思う」と話した。
さらに「時間は少しだと思うけど、来週(20日)の水戸との練習試合には出られると思う」と話し、実戦復帰が間もなくであることを明かした。左SBは渡邊圭二も開幕直前から離脱しており、今季は開幕当初はキム・ヒョヌン、現在は大岩一貴と本職ではない選手が務めていることからわかるとおり、層が厚くない。チームとしては渡邊と合わせ、復帰が待ち遠しいはずだ。足を冷やすための氷を持ち帰るなど、まだ100%の状態とは言えないが、少しずつ、着実に藤本は復帰へ向けて前進している。
(千葉担当 菊地正典)
2013/05/15 22:21