14日の練習後、Jリーグが15日で20周年を迎えることについて問われると、「ボク、あの試合行っていたみたい」と語り始めた李忠成。どうやら、その前日に自宅で父に聞いたところ、ヴェルディ川崎と横浜マリノス(ともに当時)の試合を現地観戦していたことが発覚。「父は『必死の思いでチケットをとったのに!』とスゴくショックがっていた」
93年当時、李は小学2年生。「その年はかなり見に行っていたので、開幕戦に行ったことを忘れていた」。父親との会話のなかで「マイヤーみたいなシュートを決めてこい!」と言われたそうで、「ああいうシュートが決まればいいですね」と“マイヤーシュート”の再現を誓った。「(FC東京との)契約はあと3試合。あと5点(5月末まで公式戦10ゴールを狙っている)、あきらめていないです。やるしかない」。
少年が大人になり、20年後にプロのピッチに立つ。感慨深い試合で李は活躍できるか。
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(FC東京担当 田中直希)
2013/05/14 17:30