前節・松本戦は、攻め続けたが相手の守備をこじ開けられず、逆に後半ロスタイムに失点して敗れるという悪夢のような展開だった。失点はCKからのオウンゴールだが、これについて大木武監督は「たしかに現象としてはCKからの失点だけど、じゃあその前はどうだったのか?」とそこに至る流れに目を向ける。
「あれは相手GKからのボールを返せなかったところから始まっている。そこでうちのDFラインがイライラして、ファウルして、それで与えたFKからCKにつながった。俺はCKのオウンゴールだけでやられたとは思わない。なぜ、そうなったのかを見ないといけない」(大木監督)。
また、攻撃については「トライはできていた。でも点を取れなかったからね。そうなると全ては悪い感情へといってしまう」と振り返っている。今週のトレーニングでは攻撃を意識したメニューが組まれており、群馬戦ではよりアグレッシブな京都の姿が見れることを期待したい。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/10 21:07