今節・岡山戦に向けて人一倍の闘志をみなぎらせる男がいる。かつて岡山に期限付き移籍した経験を持つ清水慎太郎だ。
「岡山は特別な相手です。J2で一番負けたくない。すごくお世話になったぶん、負けたくないという思いがあります」と岡山を意識する清水。岡山時代の思い出を「キャンプの思い出と、カゲさん(影山雅永・現U-19日本代表監督)にはすごくお世話になったことですね」と明かし、さらに当時はコーチを務めていた長澤徹監督とのエピソードを語った。
「徹さんはコーチをしていて、僕がシーズン初めにはコンディションもよくなくて試合に出ていなかったとき、面倒を見てくれました。口数が多いほうではないんですけど、シンプルに声をかけてくれたりして、心の中のモヤモヤがなくなっていいパフォーマンスが出せたというのもあります」
さまざまな恩があるからこそ、「しっかりと成長した姿を見せられればいいなと思います。戦うのが楽しみで仕方ないですね」と今節を見据える。2015シーズンにも“古巣戦”は経験しているが、当時はホーム・アウェイともに先発出場しながら無得点。チームの勝利を優先しつつ、成長を示すプレーと結果に期待したい。
(大宮担当 片村光博)
2018/04/11 18:16