世間を騒然とさせている、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督から西野朗監督への日本代表監督の交代劇。現在は京都でプレーしている西野監督のかつての教え子たちも、W杯本大会2カ月前に起きた今回の出来事を、驚きをもって受け止めている。
「いつかは(代表監督に)なるのかなと思っていたけど、ビックリしました。すごいときになるなって(笑)」と話すのはFW小屋松知哉。プロ1年目からの2年間、西野監督体制の名古屋でプレーしている。
「攻撃サッカーの監督だし、西野さんの哲学は僕も好き。攻撃のポジショニングとかボールタッチのこととか、学ばせてもらったことも多い。感謝している人。代表のことは僕がどうこう言うことじゃないけど(笑)、西野さんらしいサッカーをしてくれると思う」と西野ジャパンに期待を寄せる。
小屋松と同じく名古屋時代に2年指導を受けているDF本多勇喜も、「一般人みたいにビックリしてます(笑)」と驚きを隠せない様子。
そして、「自分は評論家じゃないですから…」と言いながらも、「名古屋のときには、ポジショニングだったりボールのもらい方だったり、すごく細かいところまで教えてもらった。(W杯まで)期間も短いので、個人が頑張らないと戦術もできてこない。まずは個人の特長を生かすサッカーをしてくれるんじゃないかと思います」と、教え子ならではの分析をしている。
写真:川瀬太補(エルゴラッソ京都担当)
(京都担当 川瀬太補)
2018/04/11 19:20