
7月末に仙台から完全移籍で加入し、6年半ぶりとなる札幌復帰を果たしたDF石川直樹。前節の川崎F戦で復帰後初出場し、チームは1-2で敗北。「勝利に貢献できず悔しい」としたものの、「ある程度、チームにうまくフィットできたと思っている」とも手ごたえを口にした。本職はCBだが、この試合では左ウイングバックとしてプレーし、このサイドからの突破は簡単には許さなかった。その守備スキルはさすがだった。
そして今週末は加入後ホームゲーム初戦を迎えることになるのだが、その相手が奇しくも先月まで在籍していた仙台。「いきなりですね。でも、より一層、モチベーションは上がっています」と古巣封じに意欲的だ。当然、仙台の戦術については熟知しているため「うまくチームメイトと共有していきたい」と、ストロングポイントはしっかりと封じるつもり。先週までは寮生活だったものの、今週は引っ越しもしっかりと済ませ、「まだ部屋は段ボールだらけ」ながらも「もともと住んでいた街なので、違和感はまったくない」と6年半ぶりに帰ってきた街での新生活スタートとともに、ホームデビュー戦で古巣を叩き、チームの連勝もスタートさせたいところだ。
(札幌担当 斉藤宏則)
2017/08/23 16:56