オフ明けの18日、大宮の練習の最後のメニューは一風変わったものとなった。約2分の1コートでの12対12は、ゴールはあってもGKは不在。タッチ数はツータッチ以下に制限され、シュートの際はワンタッチのみというルールの下で行われた。
ゴールは通常の大きさなだけに、容易に得点に至る可能性もあったが、いざ始まってみるとなかなかシュートを打てない。沼田圭悟や奥井諒がサイドでフリーを作ってシュートにトライしたが、狭いエリアに24人がひしめくためスペースがなく、すぐに対応された。終わってみれば10分で2-1というロースコアでの決着となっている。
渋谷洋樹監督は「次の相手の湘南は前からプレッシャーにバンバン来る。湘南戦のイメージを、特に攻撃の部分で付けていかないといけないと思った」ということを、今回のメニューを採用した理由として挙げた。1週間の立ち上げということもあってリラックス寄りではあったが、週末の試合を意識して組まれたメニュー。19日以降の湘南対策において効果を発揮してくるはずだ。
写真:片村光博
(大宮担当 片村光博)
2016/10/18 19:44