前節(明治安田J2第20節)・東京V戦(0●2)では失点後に攻撃でリズムが出ない中、途中出場した渡邉大剛は冷静なサイド攻撃から的確なチャンスメークを見せた。「これから残り半分と1試合だけど、先に失点する試合もあると思う。そういったときに焦る必要もない。連敗はできないと思うし、この前の敗戦から学ぶところがある。それを生かさないともったいない」と今後の戦いに目を向けた。
再起を期す今節は、長崎との対戦。渡邉にとっては故郷のJリーグチームとの初対戦となる。「地元としては(長崎が)盛り上がることはうれしい」という渡邉は、「長崎でプレーする機会はなかなかないし、プロに入ってからは初めて。地元なので、親をはじめ、見に来てくれる人もたくさんいる。そういった人たちに元気な姿と勝つ試合を見せられたらいい」と意気込む。「しっかり立て直すという意味でも90分間しっかり戦えればいい」。勝利を収め、最高の地元凱旋にしたい。
(大宮担当 片村光博)
2015/07/03 07:00