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　いよいよMFマルシオ・リシャルデスが公式戦の舞台に帰ってきそうだ。

　昨季終盤に左ひざを痛め、オフにじん帯機能不全の回復のために手術したリシャルデスは、昨年11月2日に行われたナビスコカップ決勝・柏戦以降、公式戦から離れている。すでに全体練習に合流し、練習試合も短い時間とはいえ2試合こなしているリシャルデスは、「チームに合流してから良い状態で進めることができている。ほかの選手と比べるとまだ足りないけど、近いところまでは来ている」と左ひざの状態やコンディションの回復に手応えを感じている様子だ。

　そして20日に行われる天皇杯3回戦・群馬戦に関しては「出る準備はしているつもり。自信を付けるためにも公式戦に出たい。試合に出たい気持ちは非常に強い」と出場を志願した。「いまのチームは非常に精度が高いけど、自分が出ればもっとチャンスを作れるようになる」と自信をのぞかせたリシャルデス。

　チーム随一の創造力を持つ彼が群馬戦で完全復活の足掛かりをつかめるか。