J1リーグ戦は引き続き中断期間中だが、12日には久々の公式戦、天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦が控えている。「チームとして『こういうふうにやっていこう』というのはかなり明確になってきた」(渡邉大剛)、「体力面はもともと悪くなかったし、今回のキャンプでさらに良くなったと思う」(ズラタン)と、選手たちも収穫を口にしている。
カテゴリー的に3つ下の相手との対戦となるが、当然ながら油断は禁物だ。天皇杯制覇も経験している大熊清監督は、「相手の出方にかかわらずプレッシャーをかけ続ける」ことの重要性を説いた。
「自分たちからプレッシャーをかけていくという積極性がないと、『全然来ねえなあ』、『(いつもと)違うなあ』というイメージになってしまう。相手に合わせることなく、プレッシャーをかけることが大切」(大熊監督)。積極性をキーワードに、中断期間の成果を見せる一戦としたい。
(大宮担当 片村光博)
2014/07/10 20:10