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「マイペンライ」との戦い
――練習がなかなか始まらないことをブログで書いていましたね。
「16時から練習だと言われると、僕は15時過ぎに行くわけですけど、最初行ったら誰もいなかった。仕方なく待っていたら15時半くらいから選手たちがポツポツ集まり始めて、16時くらいから『マッサージを受けたい』と言い出すわけですよ(笑)。そこからフワッとした雰囲気のまま何人かがボール回しを始めて17時前くらいにやっと練習に入るんですけど、それまでずっとボール回しをしている。ボール回しをしたいときはしますが、結構疲れる(笑)。僕は一人でストレッチやランニングをしながら時間をつぶしています」
――終わるのは19時くらいですか??
「早いと18時過ぎ。タイの選手にとっては、サッカーは遊びの延長みたいなところもある。特に、中堅あたりの選手は、プロの意識がないときからリーグにいるので仕方がない部分もあるのですが、練習が一番フラストレーションが溜まりますね。若い選手に『プレスに行けよ!』と言えば、まだ行こうとする。でも、それ以外の選手は本当にイライラします。暑いからかもしれないですけど、ボールをフラーっと見て、相手がミスをするのを待っているだけ。詰めてプレッシャーを掛ける姿勢はまったくない。だから、ボール回しをしていて僕が守備側にいたら、彼らを追い越してボールに詰めないといけない。逆に展開されたら、またダッシュしないといけない。彼らはジョギングしているので僕のほうが速いんですよ。そこは何とかしたいと思って姿勢で示すようにしました。若い選手や外国籍選手は『俺もやらなきゃ』と変わる選手もいるんだけど、それでも変わらない選手もいる。だからボール回しをやると疲れるんです(笑)」
――大変な状況ですね。
「これが一番大変。『マイペンライ』と言っていたらサッカーには一番良くない。だから、練習でもボール回しで僕と同じ組になった選手はイヤだと思います。でも、いろいろなことに対して(自分が)受け入れるというか、『そういうこともあるな』と思えるようになりました。幅を持って考えられるようになったと思います」
――なかなか充実しているのですね。
「いやいや、これがそうでもないんです。僕は性格的にいつも何かしらの不安を抱えているので、シーズン中に充実感を感じることはないですね。いまの順位も一つ負ければ入れ替わる状況ですし、もう数カ月いまの状態を維持できれば優勝を頭に入れながらサッカーができる。いまは、そこまで持っていくプレッシャーのほうが強いですね」
――タイの選手からJリーグはどういうふうに見られているのですか?
「みんな憧れています。鹿島のユニフォームが欲しいと言われたのであげたら、それを着て練習に来る選手もいます。『スタジアムの雰囲気がすごいね』とも言ってきます。鹿島のことはもちろん知っていますし、鹿島で僕がプレーしていたことも報道に関係なく知っていたみたいですし。若い選手の中にはJリーグに行きたいと言う選手もいます。ただ、実際にプレーするには判断のスピードが日本とタイでは全然違う。基本的に、ボールが来てから判断を選ぶことが多いので、そこに慣れないと難しいと思います。ボール回しをしても判断が遅い。止めて、探して、蹴るというリズムなんです。探しておいて、ボールが来たら蹴る、というリズムじゃない。それだけで日本とタイの選手には大きな差がある。だから、僕が指令塔になるんです。練習でも僕がポンポンはたいて、またすぐもらってはたくことをしないとボールが回らない。守備でもすぐに寄せると取れちゃう。守備でボールに寄せることをしませんから、パス回しにも速い判断がいらないのでしょう。そこはタイならではで、日本との大きな差だと思います」
ブログを始めた理由
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(BLOGOLA編集部)
2014/05/16 06:30
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