練習場で取材に応じた神野卓哉チーム統括部長はプシュニク監督の契約更新について「成績にはいろいろな見方があると思います。でも、自分が推したのは選手たちの意識を変えてくれてこの状況でも選手のレベルを全体的に上げてくれると思った」と理由について語った。
しかしながら、実際に契約締結に至ったのは会見の前日。プシュニク監督にはUAEからのオファーも届いており、1週間前には「契約更新は難しいと思う」とプシュニク監督は漏らしていた。わずか1週間の間に何が起きたのか。
それについてプシュニク監督は「福岡の人で私にアプローチしてきてくれた人がいました。社会的には重要ではない一般の人ですが、この街やクラブに対して影響力のある人です。その人から『残って欲しい』と言われました。その話もあって新鮮なエネルギーをもらってここで何かを成し遂げたい気持ちになった」とある人物の存在が大きかったことを明かしてくれた。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/11/08 09:38