24日のナビスコカップ第5節・甲府戦で今季公式戦初出場を果たした風間宏矢。右サイドから見事なクロスで矢島卓郎の得点をアシストしたが、前半のみでの交代となってしまった。
試合後は「チームの攻撃の起点になれず、みんなに迷惑をかけた」と反省の弁。アシストに関しても「あれはヤジさん(矢島)のおかげ」と殊勝なコメントに終始した。たしかに、アシスト以外の場面ではなかなかうまく攻撃に絡めないシーンも多かっただけに、不完全燃焼といったところか。
「レナトやノボリ(登里亨平)もケガをしてしまった。だからこそ、もっと自分もチームの勝利に貢献しないといけない」。今季初の試合はホロ苦となってしまったが、ようやく試合に出場したことで、さらなる欲が芽生えたことだけは確かだった。
(川崎F担当 西川結城)
2013/04/26 18:55