25日の午前練習後、行徳浩二監督から指名を受けたのは、“平成生まれ”の若手選手たち。午前に戦術練習を、午後にはミニゲームなどを消化した彼らにとっては、充実の2部練習となったはずだ。
とはいえ、この日は激しい殴り雨にさらされた24日から一転、まるで夏場を感じさせる蒸し暑い天候に。これには充実感をうかべていた清本拓己も「だいぶ焼けましたよ。朝は長袖でも何とか我慢できたけど、さすがにヤバいっすね。この暑さはもはや夏です(苦笑)」とお手上げ状態だったが、そこには彼ならではの理由がある。
「オランダは過ごしやすいんですよ。あっちの夏がこっちの春みたいなもんです(笑)」。2011年に単身でオランダに渡り、12年までオランダサッカーにもまれてきた異色の経歴の持ち主は、そう気候の差を力説。“オランダの夏が日本の春”とは、今後どこかで使えそうな非常に分かりやすいフレーズだった。
(岐阜担当 村本裕太)
2013/04/25 23:12