“秘密兵器”のホドリゴ・カベッサが調子を上げている。ここまでは開幕前の負傷で出遅れたこともあってメンバー入りもなかったが、「コンディションやゲーム感覚はかなり戻ってきている」と話すように、8日に行われた水戸とのトレーニングマッチでは2得点を挙げるなど自信をつかんでいる。「日本サッカーのペースとリズムに慣れていかないと」と言いながらも、「プロチームとのゲームでプレッシャーやスピードが違うなかである程度できた」と、一定の手応えもつかんでいる。14%を超えていた体脂肪率も11.6%まで減少。これまでとは明らかに動きが良くなっており、ベンチ入りまでもう一息だ。チーム力アップには選手間の競争が必要不可欠。“秘密兵器”がベールを脱ぐ日は近そうだ。
(松本担当 多岐太宿)
2013/04/11 17:29