ポルトガル1部リーグのジル・ビセンテに来年5月末までの期限付き移籍が決定した東京Vの藤本寛也が、本日の練習後にリモートで移籍会見を行った。一問一答は以下の通り。
Q:オファーから決断までの経緯は?
オファーがあったのは4月か5月あたり。そこから悩んで、7月頭には行く決断をしました。
Q:決め手になったのは?
いろんな人に相談をして、「海外に行っても頑張れ。そっちでプレーするのも間違ってはいない」と言葉をもらった。一番の決め手は、親から「挑戦するのもいいんじゃない」と背中を押してもらったこと。でも、話をしたときには心の中で「行きたい」と結果は出てたかな。小さいころから海外でプレーしたい、チャンピオンズリーグでプレーしたいというのが目標だったし、世界で戦うことが常に頭にあったので。
Q:一番悩んだところは?
一番はヴェルディのことでした。キャプテンとしてチームを引っ張らなきゃいけない存在で、今年こんなスケジュールでやっていかなければいけないのにチームを離れるのはどうかなという葛藤はありました。
Q:ヴェルディの周りの選手の反応は?
みんなから「楽しみだな」とか「頑張ってこいよ」と。(大久保)嘉人さんからは「まあ行ったほうがいいよ! 21歳で行けるなんていいな」って言われて、うれしかったし、頑張らなきゃいけないと思いました。
Q:ジル・ビセンテの印象は?
上に行きたい向上心があって、チーム全体で戦って、クラブそのものの組織が強い感じがする。今年の順位は中位で終わってしまったけど、来シーズンのチームに貢献したい。
Q:ポルトガルリーグのイメージは?
速い、強い、(選手が)デカい。結構激しいイメージもあるし、その中で自分がどれくらいやれるか楽しみです。ワクワクした気分が一番大きいです。
(東京V担当 芥川和久)
2020/08/05 22:03