13日に今季限りでの現役引退を発表した神戸のダビド・ビジャに対して、町田の小林友希が感謝の思いを綴った。
7月末に期限付き移籍で町田に加入するまで、小林は神戸での練習で日常的に元スペイン代表とのマッチアップを繰り返してきた。ビジャは今季神戸に加入したため、「時間にすればそんなに長くはない」と前置きしながらも、ビジャとのマッチアップは「いろいろな気づきを与えてくれたし、自分の中での基準も上がった」と話し、貴重な経験になったことを強調した。ちなみに、トーマス・ミュラーらとともに、2010年W杯の得点王にも輝いたビジャのプレーで最も驚嘆したことは、「背後へ抜け出すときの質とシュート技術」だったという。
なお、今週末はインターナショナルマッチウィークのため、J1リーグの公式戦は開催されない。一方で町田の選手である小林は、ホームでの柏戦が控えている。相手はJ1昇格とJ2優勝が懸かっているため、難敵そのもの。いまやCBのファーストプライオリティーでもある小林は、「多くのサポーターが駆けつけてくれる中で良いパフォーマンスを発揮して、まずは自力で残留を決めたい」と話し、勝利への強い意欲を示した。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2019/11/14 18:03