鳥栖は今季の新たな取り組みとして、エンタメコインの導入によるスタジアムでのキャッシュレス化を発表した。
エンタメコインとはエンタメコイン株式会社が展開するもので「フィンテックで、エンタメをもっと熱く面白く」をテーマに、音楽アーティストやスポーツ選手などに対するファンの応援(エール)を見える化することを目的とした決済サービスとなっている。
エンタメコイン株式会社の有田雄三社長は「サガン鳥栖のサポーターの方々がエンタメコインでしか手に入らない体験を手にするために応援してくれて、サガン鳥栖が活気づくような新たなコミュニティの経済圏を作っていきたい」と今回の取り組むについて意気込みを語っている。また、鳥栖の竹原稔社長も「エンタメコインの仕組みを最大限生かし、佐賀という土地からJリーグの先陣を切って新しいことに挑戦していきたい」とスポーツビジネスの新しいモデル構築への意欲を語った。
今回の取り組みではスタジアム内において、鳥栖が勝利すれば、ポイントがもらえたり、来場者数に応じてポイントが高くつくなど、スタジアムでのエンターテインメント性に比例したポイントの付与を考えているとのこと。スタジアム内での決済や応援によって貯めたポイントは、エンタメコインでしか手に入らない特典と交換できる仕組みになっている。
フェルナンド・トーレスやイサック・クエンカなど世界的にも名の知れた選手が加わり、注目を集めている鳥栖だが、その熱量を可視化するサービスを導入することでさらなる盛り上がりへとつなげていく狙いだ。
写真:杉山 文宣
(BLOGOLA編集部)
2019/02/17 18:34